バルサのレジェンドDF、SD就任を固辞 公式SNSで発表「引き受けないことに決めた」
SD職をオファーされたプジョル、ツイッターで断った理由をファンに説明
バルセロナのレジェンドである元スペイン代表DFカルレス・プジョルは、古巣からスポーツ・ディレクター(SD)への就任をオファーされていた。現地時間25日夜にツイッターを更新したプジョルは、「クラブのオファーを引き受けないことに決めた」と発表。それを受け、地元紙「ムンド・デポルティーボ」などスペインの各紙がSD就任のオファーを断ったと伝えている。
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バルセロナの下部組織出身のプジョルは、21歳の時にトップチームデビュー。それから2014年に引退するまでバルサ一筋を貫いた。その間にリーグ制覇が6回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝が3回と、クラブに多くのタイトルをもたらしてレジェンドの地位を築いた。
「いつでもバルサに戻りたい」と語っていたプジョルにとって、古巣からのフロント入りのオファーは相思相愛で引き受ける可能性が高いと見られていた。しかし、ファンに向けて自身の公式ツイッターで、バルサからのオファーを断ったことを報告した。
「ここ数週間でスポーツ・ディレクターとしてバルセロナに入る可能性について、たくさん報じられました。多くの重責を感じた後に家族であるファンに報告しなければならないと思い、クラブからのオファーを引き受けないことに決めたことを報告します。私が考えるホームに戻りたいと常に言ってきたので簡単な決断ではありませんでしたが、個人的に携わっている様々なプロジェクトが、専任として従事すべきポジションから私を遠ざけました」
SD職に専念するにはタイミングが悪かったことを告げたプジョルは、最後に「ビスカ・バルサ」と愛するクラブへの祝福の言葉で締めくくった。今回のオファーは断ったものの、かつてのキャプテンはいつの日か古巣に戻ってくることだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)