ユナイテッドOBネビル、低調続く古巣を“痛烈ダメ出し” 「子供とでは一つも勝てない」
スールシャール監督については“擁護”も…補強の重要性を強調
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであり、現在は解説者を務める元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、プレミアリーグ第6節ウェストハム戦で古巣について言及。「子供とでは一つも勝てない」とチームの経験値の低さを指摘した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ユナイテッドは現地時間22日、プレミアリーグ第6節でウェストハムと対戦して0-2で敗れた。開幕戦こそチェルシーに4-0で快勝したものの、その後の5試合で1勝2分2敗と低調なパフォーマンスが続いており、オレ・グンナー・スールシャール監督への批判も増えている。
ウェストハム戦後、ネビル氏はスールシャール監督に対して「彼はウェストハム戦でのパフォーマンスが悪かったことを認識し、クラブでやるべき仕事がたくさんあることを理解している。とにかく理解しているはずだ」と主張。そのうえで、スールシャール監督を長い目で見る必要があると説明している。
「驚かないで欲しい。この数週間、このチームとスカッドを見て準備ができていないと言ってきた。チームには浮き沈みと多くの苦しみがある。ウェストハム戦は痛かったが、自分の目で見た時には簡単にはいかないものだ。このメンバーはもう枯渇している。若く、経験が浅く、準備ができていないんだ」
また、元スコットランド代表DFアラン・ハンセン氏の意見を全面的に支持している。
「私はアラン・ハンセンが正しかったと何度も言ってきた。子供とでは一つも勝てないんだ」
最後にネビル氏は「私はイライラしているけど、パニックには陥っていない」と語りながら、「サッカーファンをからかうことはできない。5、6人の選手が必要だ。中盤が2人、中央へ仕掛けるストライカー、ワイド、左サイドバック…」と具体的な補強についても説いた。苦しい戦いが続くユナイテッドとしては、浮上するきっかけをつかみたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)