C・ロナウド、「5人粉砕」に脚光 高速フェイントの一撃を海外絶賛「なんてマシーンだ!」
CLアトレティコ戦、2-2で迎えた後半アディショナルタイムにロナウドが圧巻のプレー
ユベントス(イタリア)は現地時間18日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節アトレチコ・マドリード戦に2-2と引き分けたなか、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが鋭いドリブルで相手の包囲網を突破し、高速シザースフェイントから放った圧巻の一撃に注目が集まっている。海外メディアから「5人粉砕」「なんてマシーンだ!」と称賛の声が上がった。
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試合は0-0のまま前半を折り返し、後半3分にスコアが動く。ユベントスが鋭いカウンターを繰り出し、コロンビア代表MFフアン・クアドラードの一撃で先制。さらに同20分、フランス代表MFブレーズ・マテュイディが追加点を奪った。ところが後半25分にモンテネグロ代表DFステファン・サビッチ、同45分にメキシコ代表MFエクトル・エレーラに連続被弾。最終的に2-2のドローで勝ち点1を分け合った。
この一戦で会場を沸かせたワンシーンが、後半アディショナルタイムにロナウドが見せた華麗なプレーだ。ユベントスが敵陣左サイドでスローインを獲得。放り込まれたボールをロナウドが受けると、瞬間的に相手4人に包囲された。前を向いてドリブルを開始したロナウドは一瞬で加速して4人を置き去りにすると、エリア内で立ち塞がったサビッチを高速シザースで抜き去って右足を一閃。シュートはわずかにゴール右へ逸れたが、観客の視線を釘付けにした。
英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」公式ツイッターは、「ロナウドがキャリアの晩年で最高のゴールを決めそうになった。34歳、94分、それでも100%。なんてマシーンだ!」と言及。記事では一連のプレーに関して「アトレチコの5人を粉砕」と記し、「スキルを見せつけた」と絶賛している。
ユベントスは10月1日、本拠地でCLグループリーグ第2戦レバークーゼン戦を控えるなか、ロナウドがエースとしてチームを勝利に導くだろうか。