ポグバが移籍しても「大きな損失にならなかった」 マンU黄金期を知るOBが辛口批評
スコールズ氏が断言 「同等の仕事をこなせる選手はたくさんいる」
辛口批評で知られる元イングランド代表MFポール・スコールズ氏が、今夏にレアル・マドリード移籍を希望していながらマンチェスター・ユナイテッドに残留したフランス代表MFポール・ポグバについて「大きな損失にはなっていなかっただろう」と語った。英ラジオ「talkSPORT」が報じている。
ユナイテッドでレギュラーを張るポグバは、今夏の移籍市場でレアルへの移籍報道が過熱。本人もレアルでのプレーを希望していると伝えられ、去就問題は大きな注目を集めていた。
結局、移籍は実現せずにポグバはユナイテッドに残留したが、元ユナイテッドのスコールズ氏は仮にポグバが移籍していたとしても、戦力的に大きな打撃にはならなかったと持論を展開している。
「彼がクラブを離れたがっていたことは明らかだった。彼はレアル・マドリードへの移籍を望んでいたが、理由はなんであれ、それは実現しなかった。もしも彼ら(ユナイテッド)があと1年残ってほしいと頼んでいたなら、これからどうなるのか見てみよう。でも、私は彼が移籍していたとしても大きな損失にはならなかったと思う」
プレミアリーグ開幕後、ポグバは4試合連続でスタメン出場するなど、今季も不動の存在としてプレーを続けている。しかし、スコールズ氏はユナイテッドでのポグバはトップフォームではないと指摘したうえで、「チームに入り、(ポグバと)同等の仕事をこなせる選手はたくさんいると思う」と断言。ポグバの代役の確保も、難しいミッションではないと語った。
現役引退後に解説者に転身し、歯に衣着せぬ発言を繰り返しているスコールズ氏。去就問題に揺れた“後輩”ポグバに対しても厳しい視線を向けていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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