香川が殊勲弾で「再び輝いた」 現地メディアは“伸びしろ”期待「まだ最高レベルじゃない」

レアル・サラゴサMF香川真司【写真:Getty Images】
レアル・サラゴサMF香川真司【写真:Getty Images】

エストレマドゥーラ戦で決勝ゴールを挙げ、3-1の勝利に貢献

 スペイン2部レアル・サラゴサの日本代表MF香川真司は現地時間15日、敵地での第5節エストレマドゥーラ戦で決勝ゴールを挙げ、3-1の勝利に貢献した。スペイン地元メディアは「香川が再び輝いた」「勝利のハイライトの一つだった」と称えている。

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 今夏にドルトムントからサラゴサに完全移籍した香川は、エストレマドゥーラ戦で開幕から5試合連続でスタメン出場。チームは前半12分に先制したものの、後半9分に同点弾を奪われてしまう。しかし、試合終盤に香川が魅せる。1-1で迎えた同35分、FWルイス・スアレスの左サイドからのクロスに合わせ、勝ち越しゴールを奪ってみせたのだ。その後、スアレスがダメ押し点を記録し、サラゴサは3-1の勝利を飾っている。

 スペインメディア「エル・デスマルケ」は、「香川、野心と感謝」と特集。香川は試合翌日、自身の公式ツイッターに「ルイス、昨日のゴールは90%君のものだ」とお膳立てしてくれた同僚を称えていたことを紹介しつつ、“現段階の香川”を冷静に分析している。

「香川がレアル・サラゴサで再び輝いた。日本人は勝利のハイライトの一つだった。ただ、最高レベルからはまだほど遠い。ラ・リーガ・スマートバンク(2部)で決定的なプレーヤーになるための手段を講じている」

 開幕5試合で2ゴールを挙げている香川だが、ブンデスリーガ連覇を果たしたドルトムント時代を考えれば、まだまだ“伸びしろ”はある。スペインメディアの目にもそのように映っているようだ。

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