長友佑都が若手に提言! 香川、岡崎、本田…盟友トリオ級の「結果」を残すカギは?

日本代表DF長友【写真:Noriko NAGANO】
日本代表DF長友【写真:Noriko NAGANO】

パラグアイ戦でスタメン出場した長友、若手の成長に最良の方法について言及

 日本代表は5日の国際親善試合パラグアイ戦で2-0と勝利した。スタメン出場したDF長友佑都(ガラタサライ)は、MF香川真司(サラゴサ)、FW岡崎慎司(ウエスカ)、MF本田圭佑(無所属)ら盟友トリオを引き合いに出し、「今の若手が結果を残すには……」と一つの提言をしている。

「今日は良い試合ができた。特に前半アグレッシブでみんなが戦っていて、距離感も良かった。右も左も幅を使いながら良いサッカーができた。相手も球際に来ていたので、良い親善試合になった」

 長友はパラグアイ戦後に好感触を口にした。前半23分に左サイドを崩し、長友のクロスからFW大迫勇也(ブレーメン)が合わせて先制。さらに同30分、MF中島翔哉(ポルト)、DF酒井宏樹(マルセイユ)とつなぎ、最後はMF南野拓実(ザルツブルク)が流し込んだ。左右から仕掛けて何度もチャンスを作り出し、10日に行われるカタール・ワールドカップのアジア2次予選初戦ミャンマー戦(ヤンゴン)に向けて格好の“スパーリング”となったようだ。

 その一方、長友は若手に対する思いを吐露した。香川、岡崎、本田と長年代表で共闘しながら切磋琢磨してきたアタッカー陣に触れ、若手の成長に最良の方法を提示している。

「レベルの高いリーグ、チームでプレーすることが一番レベルアップにつながると思う。真司もドルトムントとマンU(マンチェスター・ユナイテッド)、圭佑はミラン、岡崎はレスターで優勝。結果をヨーロッパで出している。そういうレベルでやっているから必然的に結果を残している。今の若手が結果を残すには、もっと高いレベル、インテンシティーの中でやっていかないと、と僕は思っている」

 レベルの高いリーグとチームでプレーすること――。イタリアの名門インテルで飛躍を遂げた長友の言葉は、日本サッカー界全体のレベルアップを図るうえでも欠かせないポイントと言えるだろう。

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