柴崎岳、攻守に好感触も…ミャンマー戦への警戒怠らず 「今日みたいな試合にはならない」

MF柴崎岳はパラグアイ戦のプレーに手応えを感じている【写真:高橋学】
MF柴崎岳はパラグアイ戦のプレーに手応えを感じている【写真:高橋学】

パラグアイ戦は2得点の攻撃面だけでなく、守備面でのリスクマネジメントにも手応え

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(ヤンゴン)に向け、弾みの付く一戦になっただろう。日本代表は前半に2ゴールを挙げ、パラグアイ代表に2-0で快勝した。

 前半23分にFW大迫勇也(ブレーメン)が先制点を挙げ、同30分にはMF南野拓実(ザルツブルク)が追加点を挙げた。試合後のミックスゾーンで手応えを問われたMF柴崎岳は、次のように答えている。

「得点シーンは良い形で崩せましたし、全体的にアイデアに富んだ連携プレーがあったと思います。チームとしてはそれが収穫だったと思いますし、リスクマネジメントもうまくできたと思います。攻撃がうまくいった時に、守備の部分で課題が出やすい試合になるかなと思いましたが、そこも集中してカウンターを防ぐことができました。これから継続していくべきプラスなものが多く出た試合だったかなと思います」

 今回の試合では、MF橋本拳人(FC東京)とボランチで組んだ。そのなかで柴崎は、「拳人には、そこまで考えさせ過ぎずにやらせてあげようと思っていました。彼が動いたスペースに連動して動こうと思っていましたし、彼が下がれば、僕は前に残ろうと思っていました」と振り返る。

 この試合で代表キャップ数3としたパートナーの持ち味を引き出すことを意識しつつ、「もう少し行ってほしいなというところもあったので、そこは拳人に伝えました。あまり後ろに重心を置くべきではないシーンもあったので、しっかり話しました」と、連携の向上も図ったようだ。

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