「プロとしての初めてのチームなので…」 エース大迫、古巣鹿島の“本拠地弾”に感慨

先制点を奪ったFW大迫勇也【写真:高橋学】
先制点を奪ったFW大迫勇也【写真:高橋学】

パラグアイ戦で先制弾を奪った大迫 「次の試合に対しての準備ができた」

 日本代表は5日、カシマスタジアムで行われたキリンチャレンジカップでパラグアイ代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。先制点を奪ったFW大迫勇也(ブレーメン)は、A代表通算15ゴール目を記録。試合後、「プロとしての初めてのチームなので、そこでしっかりと結果を残せて良かった」と、古巣鹿島アントラーズの本拠地でのゴールに満足感を示している。

 4-2-3-1システムの1トップに入った大迫は、0-0で迎えた前半23分にエースとしての貫禄を見せつける。華麗なパスワークで左サイドを打開すると、DF長友佑都(ガラタサライ)がグラウンダークロスを供給。走り込んだ大迫が左足のダイレクトで合わせ、鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さった。

 大迫にとっては2019年1月に行われたアジアカップ準決勝イラン戦(3-0)以来、A代表通算15得点目のゴール。前日練習では「しっかり結果というものを中心にやっているから、出さないといけないし、自分自身にプレッシャーをかけてやるだけ」と意気込んでおり、見事に“有言実行”の一撃を決めてみせた。試合後、先制点の場面を振り返りつつ、古巣鹿島の本拠地で結果を残したことに満足感を示している。

「長友さんから良いボールが来たので、しっかりと足に当てることができて良かった。僕のプロとして初めてのチームなので、そこでしっかりと結果を残せて良かった。相手もとても良いチームだったし、そのなかで次の試合に対しての準備ができたと思う」

 10日にはいよいよ、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初陣ミャンマー戦が控えているが、「もう予選が始まるので、勝つことを意識したいと思う」と、エースとしてチームを勝利に導く決意を新たにしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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