マインツ武藤、HSV戦出場OK! マリとの“ゴール・ツインズ”に称賛の声
14試合7得点で得点ランク5位タイ
マインツの日本代表FW武藤嘉紀は、大腿(だいたい)部に違和感を感じたことを理由に練習を途中で切り上げ、その状態が不安視されていた。だが、5日のハンブルガーSV(HSV)戦では問題なく出場できるようだ。14試合で7得点を挙げ、ドイツの環境にすぐさま適応した背番号「9」は、地元紙「ビルト」でチームトップの8得点を挙げるFWユヌス・マリとのコンビを「ゴール・ツインズ」と称された。すでに、マインツでも地位を確立したといえそうだ。
マインツの前線に君臨するマリと武藤という23歳コンビは、ここまで2人合わせて15得点。チーム総得点(20)の75パーセントをたたき出すなど、現在リーグ9位につけるチームをけん引している。1日の練習を途中で切り上げるなどコンディションを不安視されていた武藤だが、すでに個人トレーニングには復帰したと伝えられており、次節の試合出場も問題ないようだ。
マインツのマルティン・シュミット監督も「もちろん、最後のトレーニングセッションの様子見る必要があるが」と前置きした上で「彼(武藤)がHSV戦のピッチに立つことは可能だと強く信じている」と楽観的だった。
海外初挑戦ながらすぐさま環境に溶け込み、得点を量産する武藤。マインツにとってはすでに欠かせない存在となり、得点ランキングでもドルトムントのMFマルコ・ロイスらと並ぶ5位タイと、リーグ内でもその存在感を確実に高めている。HSV戦でも、先制点を挙げて勝利に貢献した28日のフランクフルト戦に続く2戦連続弾に大きな期待が掛かる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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