CL“死の組”インテル、バルサ&ドルトムントと同居でファン落胆 「考えられるなかで最悪」
29日に今季のCL、1次リーグ組み合わせが決定
イタリアの名門インテルは、現地時間29日に実施されたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の1次リーグ組み合わせ抽選会でF組に入った。スペインの強豪バルセロナと、ドイツの名門ドルトムントが同居する組み分けに、サポーターからは「最悪だ」と嘆き節が挙がっている。
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インテルは昨季もCL出場をしているが、その前の6シーズンで出場を逃していることもあり、UEFAのクラブランキングポイントが低かった。その結果、ポット分けでは第3ポットに入り、多くのクラブからその行方が注目された。そして、実際にバルセロナとドルトムント、チェコのスラビア・プラハとの同組が決まった。
バルセロナとは昨季の1次リーグで同居したが1分1敗だった。準優勝したトットナムと勝ち点8で並びながら、直接対決の結果で3位と惜しくも1次リーグ敗退。その後のトットナムの躍進を考えれば、インテルは組み分け次第で決勝トーナメントに進むポテンシャルがあった。
そうした過去もあり、インテル専門のニュースサイト「FCインテル1908」では、ツイッター上のサポーターの声を紹介。そこには「考えられるなかで最悪なんじゃないか」という嘆き節もあった。さらには「またバルセロナか。似ているユニフォーム(青と黒の縦じま)のアタランタと間違えていないかな」というコメントもあった。
一方で、「バルセロナは別格で最上階にいる。我々(インテル)とドルトムントは2階席で並んでいる。プラハには悪いが、彼らは下だ。この争いに勝つしかない」という前向きな言葉もあった。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「リオネル・メッシはインテルと対戦した3試合で一度もゴールを決めたことがない」というデータを報じている。インテルのサポーターにとっては、激戦区入りの抽選は少なからずショックになったようだ。アントニオ・コンテ新監督を迎えたインテルは、昨季に果たせなかった決勝トーナメント進出を果たすことができるだろうか。