トッテナムFWソン・フンミン、“突き飛ばし退場”を回顧 「いろいろあって冷静さを…」
昨季第37節で一発退場となり3試合出場停止 25日のニューカッスル戦で復帰予定
トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは、昨季終盤に受けた退場処分で3試合の出場停止となり、シーズンをまたいで迎える現地時間25日のニューカッスル戦が“復帰戦”となる。自身にとって今季初戦となるニューカッスル戦を前にソン・フンミンは英紙「デイリー・スター」のインタビューに応じ、昨季の退場処分について「冷静さを失ってしまった」と振り返った。
ソン・フンミンは昨季のプレミアリーグで31試合12得点を挙げる活躍を見せ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも4得点を記録してチームの決勝進出に大きく貢献。しかし、シーズン終盤のリーグ第37節ボーンマス戦でコロンビア代表MFジェフェルソン・レルマを突き飛ばして一発退場となり、3試合の出場停止を課されていた。ニューカッスル戦は出場停止明けの一戦となる。
“復帰戦”を前に「デイリー・スター」紙はソン・フンミンの独占インタビューを掲載した。“突き飛ばし事件”について問われたソン・フンミンは「僕たちは劣勢で、少し熱くなっていた。そんな時にファウルを受けて、いろいろなことがあって冷静さを失ってしまったんだ」と振り返ったうえで「でも、僕は過去から学びたい。同じことは二度と起こさないよ」と誓い、ニューカッスル戦への思いを吐露している。
「今は3週間もプレーできていない。チームメートのプレーを見ることしかできないのは苦痛だよ。起こしてしまったことにはとても申し訳なく思っているけど、準備はできた。待ち切れないね。昨季より良いシーズンになるかは約束できないけど、僕はまだまだ向上できるし、ハングリーだ」
あと一歩でタイトルを逃した昨季を経て、今季はタイトルへの期待も高まるトットナム。「このチームはタイトルを勝ち獲るに値するはずだ。僕たちは何度もギリギリのところで逃してきた。でも、もうタイトルを獲る準備はできているよ」と語るソン・フンミンは、チームをタイトルに導くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)