Jリーグ得点王の名古屋FWジョーが絶賛 歴代プレミアリーグ「敵わないと思った3人」
いずれ劣らぬプレミアリーグのレジェンドたちを名指し
かつてイングランド・プレミアリーグでプレーしたJ1名古屋グランパスの元ブラジル代表FWジョーに、「歴代プレミアリーグ所属選手の中で、『この選手には敵わない』と思った3人」を聞いた。前回の「現在、注目するプレミアリーグ3選手」の時は多少考える時間を要したジョーだが、今回の質問に対してはほぼ即答だった。
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「ティエリ・アンリ、パトリック・ヴィエイラ、そしてルート・ファン・ニステルローイだね」
名が挙がったのは、いずれ劣らぬプレミアリーグのレジェンドたちだ。このなかで元フランス代表MFパトリック・ヴィエイラだけは、マンチェスター・シティでチームメートとしてプレーする機会に恵まれたジョーは、「一緒にプレーした時のヴィエイラは引退間際で、ポジショニングと冷静さが持ち味の選手になっていたけど、全盛期はフィジカルで誰にも負けない選手だったよね」と、少し懐かしむような表情を見せた。
今季の注目選手に挙げたフランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)の原型とも言えるボックス・トゥ・ボックスの大型セントラルMFへのリスペクトはやはり格別で、「やはりこういう選手がプレミアリーグでは活躍できるということです。素晴らしい選手だった」と最敬礼だった。
対して同じストライカーである元フランス代表FWティエリ・アンリ、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイについては、前者はただひたすらに憧れ、後者は自らの良いお手本としての見方をしていたという。とりわけ長身かつ俊足、テクニックも極上で、得点もアシストでもなんでもござれのアンリにはもはや脱帽で、「ああいうふうになれたらなあ」と笑うしかなかった。
今井雄一朗
いまい・ゆういちろう/1979年生まれ。雑誌社勤務ののち、2015年よりフリーランスに。Jリーグの名古屋グランパスや愛知を中心とした東海地方のサッカー取材をライフワークとする。現在はタグマ!にて『赤鯱新報』(名古屋グランパス応援メディア)を運営し、”現場発”の情報を元にしたコンテンツを届けている。