ポグバに「236億円の価値はない」 兄が去就問題に言及、レアル移籍の「可能性はある」

マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ【写真:Getty Images】

兄のマティアスがスペインメディアで語る 「弟をマドリードに連れて行ける可能性がある」

 レアル・マドリードへの移籍が噂されるマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバについて、スペイン4部CDマンチェゴに所属する兄のマティアス・ポグバが、レアルは獲得を諦めるべきではないと述べている。スペイン紙「AS」が報じた。

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 ポグバはレアルのジネディーヌ・ジダン監督が獲得を熱望するタレントで、今夏の移籍マーケットでの去就に注目が集まっていた。しかし、すでにイングランドの移籍市場は閉幕しており、ユナイテッドがポグバの後釜を確保できなかったことから、移籍の可能性は事実上消滅したと見られている。

 そうしたなか、スペインのスポーツ専門チャンネル「El Chiringuito」に出演したマティアスは、「フロレンティーノ(・ペレス会長)はまだ、弟をマドリードに連れて行ける可能性がある」と述べ、レアルはまだ獲得を諦めるべきではないとコメント。ジダン監督が率いるチームに誰が必要かと問われると、「もちろん、僕の弟さ。弟と、さらにその上を行くMFが必要だと思う」と話した。

 またユナイテッドにおけるポグバの評価額について問われると、「弟が2億ユーロ(約236億円)の選手とは思わないが、それが最近の移籍市場のやり方だ。マンチェスター・ユナイテッドは間違いなく高額を要求するだろうが、彼に2億ユーロの価値はない」と、報じられている要求額は高すぎるとの見解を示している。

 スペイン紙「マルカ」は先頃、ポグバ自身も移籍が成立する可能性は限りなく低いことを理解しているようだが、移籍市場が閉まる最後の瞬間まで諦めるつもりはないようだと報じていた。

 今夏のレアルは、すでにベルギー代表MFエデン・アザールをはじめとした大型補強を敢行したが、依然としてポグバやパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールといったスター選手獲得の噂が絶えない。果たして9月2日の移籍市場最終日まで、さらなるビッグディールは成立するのだろうか。今後の動きから目が離せない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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