香川がアルゼンチンの名手超え!? 7000人集結の“お披露目会”に現地驚き「狂気が発生」
アイマール加入時を超えるインパクト メディアは70人が押し寄せる盛況ぶり
日本代表MF香川真司はリーガ・エスパニョーラ2部のレアル・サラゴサに新天地を求め、現地時間13日に加入会見を行なった。それとともにホームスタジアムでの“お披露目”が行われたが、平日午前中にもかかわらず7000人の観客が詰めかけたこと、そして多くのメディアが馳せ参じたことをスペイン全国紙「AS」が報じている。
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香川は加入直後に“丸坊主”となった姿で加入会見に臨み、「ここでのチャレンジ、ここでやれることを幸せに感じているので、そこまで僕自身はお金が減ろうが、特に考えることはなかった。ここでまたチームとともに勝ち獲って、1部に昇格していければいいと思う」と、金額面以上にかねてより希望していたスペインでのプレーが叶ったことについて語った。
その後は新たな主戦場となるエスタディオ・デ・ラ・ロマレーダのピッチに登場。地元の有志が鳴り響かせた和太鼓のなかで、香川はボールコントロールを見せて会場をさらに沸かせた。その様子について同紙はこのように伝えている。
「7000人近くのサラゴシスタがラ・ロマレーダに集い、シンジ・カガワを迎え入れた。2006年のパブロ・アイマール、近年で言えばMFアルベルト・サパテル、MFカニといった面々を超えるような大規模なお披露目だった」
アルゼンチン代表の10番を背負ったこともある名テクニシャン、アイマールが13年前にバレンシアからサラゴサに加わった時以上のインパクトが起きたと報じている。それを表すのが詰めかけた報道陣の数にもあると記している。
「お披露目会見のため、初めてメディアが申請をしなければならないほどだった。35ものメディアから70人の申請された報道陣、そのうち12人が日本人だった」
このフィーバーぶりに同紙は「ラ・ロマレーダに“狂気”が発生した」とまで表現している。ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでプレーした香川の加入は、想像以上の盛り上がりとなっているようだ。