「中盤を支配」 開幕戦大敗のチェルシー、初陣ランパード監督は前向き「今は進行しながら」

チェルシーのランパード監督【写真:Getty Images】
チェルシーのランパード監督【写真:Getty Images】

チェルシーは開幕戦でマンUに0-4で大敗

 2019-20シーズンのプレミアリーグが開幕し、第1節の最注目マッチアップとなったチェルシー対マンチェスター・ユナイテッドは0-4で、チェルシーの大敗に終わった。古巣チェルシーでの指揮官デビュー戦となったフランク・ランパード監督にとっては苦い船出となったようだが、内容自体は前向きにとらえているようだ。

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 前半4分にFWタミー・アブラハムのクロスバー直撃シュート、12分にはMFメイソン・マウントがシュートを放つなど順調かと見られたが、16分にDFクルト・ズマがペナルティーエリア内でラッシュフォードを倒したとしてPK判定。これをラッシュフォードに決められて先制を許した。

 その後もチェルシーは同点に追いつくために波状攻撃を仕掛けるなど、決して悪い流れではなかった。しかし後半20分にカウンターからMFアンソニー・マーシャル、22分にラッシュフォードと立て続けに決められて勝負を決められ、36分にフランス代表MFポール・ポグバのアシストを受けたMFダニエル・ジェームズの移籍後初ゴールを献上して万事休した。

 とはいえ試合内容としては決して悪いものではなく、英放送局の「BBC」によると相手指揮官のオレ・グンナー・スールシャール監督が「幸運」だったと認めるほどだった。ランパード監督本人もこう語っている。

「自分にとって今日は納得する要素がある。プレッシャーも強く、中盤を支配した。しかしサッカーはボックス内での勝負だから、そこで彼ら(ユナイテッド)は勝ったんだ」

 現時点でチェルシーはFIFAからの補強禁止処分を受けている。そのなかエースだったベルギー代表MFエデン・アザールをレアル・マドリードに手放した状況だけに、チーム構築の段階と見ているようだ。

「我々には素晴らしい才能がある若き選手がいるけど、負傷などで同行できなかった選手がいたことも明確にしたい。今はある程度進行しながらの状況なんだ。厳しいレッスンを経ていく必要があるし、素早く修正していきたい」

 チェルシーにとって、厳しい日程は続く。次節は18日に難敵レスターを迎え、14日にはリバプールとのUEFAスーパーカップを戦う予定となっている。その状況でクラブのレジェンドはどのようなかじ取りを見せるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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