元英代表FWジェイの19-20シーズン「プレミアリーグ展望」 即答した優勝チームは?
札幌FWジェイはシティの3連覇を予想 根拠は「勝つ文化」と「選手層の厚さ」
北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイは、世界最高峰のプレミアリーグで4クラブを渡り歩き、計5シーズンを戦った。2部チャンピオンシップを含めれば10年以上に上る、イングランド国内リーグに最も精通するJリーガーとして、2019-20シーズンのプレミアリーグを占ってもらった。
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まだ記憶に新しい昨季のプレミアリーグは、マンチェスター・シティとリバプールの最終節までもつれるデッドヒートの末に、王者シティが勝ち点1の僅差でリーグ2連覇を果たした。史上2クラブ目の3連覇が懸かるシーズンとなるが、ジェイに今季の優勝チームを尋ねると「マンC」と即答した。
「マンCはグアルディオラの哲学に基づくプレースタイルに慣れている。勝つ文化が根付いているし、内容が悪くても勝つ試合は結構ある。一番他のチームと違うのは、スタメンが11人だけではなく、ベンチ、メンバー外でも代表クラスがいて、素晴らしい選手が揃っている」
シティは今オフ、アトレチコ・マドリードからスペイン代表MFロドリをクラブ史上最高額となる7000万ユーロ(約83億円)で獲得。アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネら主力も健在で、ジェイが言うように2チームを使い分けられる戦力を備えている。昨季躍進したリバプールをもってしても、シティに及ばない構図は変わらないという。
「リバプールが2位、トットナムが3位だね。リバプールも先発11人は能力が高いけど、やっぱりマンCほどの選手層はないと思う」
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