アーセナル移籍間近のD・ルイス 「レギュラーからの降格」がチェルシーを去る理由か
ロンドンのライバルへ電撃移籍? ランパード新体制での起用法に不満か
今回の移籍市場の最終盤でアーセナルへの移籍が浮上しているチェルシーのブラジル代表DFダビド・ルイスについて、英衛星放送「スカイ・スポーツ」はその理由を「レギュラーになれないことが分かったため」としている。
イングランドでは現地時間8日の17時(日本時間9日1時)に、移籍市場がクローズする。マーケット閉幕間近となってチェルシーの最終ラインを支えてきたルイスが、同じロンドンを本拠地とするライバルのアーセナルに移籍することが濃厚になったとされている。
すでにメディカルチェックの段階にあるとされるなか、同メディアでは移籍に踏み切る理由をこうレポートしている。
「マウリツィオ・サッリ監督の下で素晴らしいシーズンを送り、2年契約にサインしたのは5月のことだ。数週間前までは、フランク・ランパード監督の下でサッカーを楽しむともコメントしていた。しかし、ランパード監督の下ではレギュラーになれないことが明確になり、3番手か4番手の地位になる。それが理由だ」
プレシーズンでの出場状況や準備の過程で、ルイスは安定的なプレー機会を求めるために移籍を決断したという。また、この最終日に向けてチェルシーでは「MFダニー・ドリンクウォーター、MFティエムエ・バカヨコ、DFダビデ・ザッパコスタがクラブを離れる可能性がある」ともレポートされている。
ランパード新監督の下で始動したチェルシーを離れる決断を下す選手が、ルイスに続いて出てくるのか。チェルシーにとっての最終日は、他クラブからの視線にも注意する必要のある1日となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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