「その瞬間だけのこと」 クロップ監督、CL優勝の“プレッシャー”からの解放を主張
栄光にすがらない重要性を力説「新シーズンに向けて完全に焦点を合わせたい」
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝の感情に対処する必要があると、新シーズンに向けて持論を展開している。リバプール公式サイトが報じた。
昨季、プレミアリーグは王者マンチェスター・シティとのデッドヒートの末に2位に終わったリバプールだが、CLでは14年ぶりにタイトルを手にするなど、最高のシーズンを過ごした。現地時間4日には、今季初タイトルを懸けてシティとコミュニティシールドで対戦する。
クロップ監督はシティ戦の前日記者会見で、さらに多くの栄光を手にしていくために昨季の優勝に立ち止まらず前進していく必要があると説いた。
「選手たちには問題はない。4、5週間でどのように変化するかね。新たな状況は、クラブにとって、各個人にとって大きな成果となった。彼らはまったく違う夏を過ごしたね。ただ、それは素晴らしいことだけど、その瞬間だけのことだ。私は特定の点から新たなシーズンに向けて完全に焦点を合わせたいと思う。それが一つのことなんだ」
加えて、クロップ監督は、「それはとても重要なことだ。もちろん今年も狙うつもりだが、今のような状況を学ぶ必要がある。CLを優勝するための方法について読むことができる本は、誰もあなたたちに提供できないんだ」と語り、チームとして成長する必要があることを力説している。
多くのチームからマークされるなかで新シーズンに挑むリバプールは、昨季以上の結果を残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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