マンU、英代表DF獲得に“上限額”設定 移籍金は92億円までとレスターに通告か

レスターDFマグワイア【写真:Getty Images】
レスターDFマグワイア【写真:Getty Images】

マグワイアの獲得交渉が難航 移籍市場の閉幕を前にレスターの態度軟化を予想

 マンチェスター・ユナイテッドは、レスターに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアを今夏の補強ターゲットのナンバーワンに位置付けている。しかし、移籍市場が閉まる8月8日に近づきつつある今も交渉がまとまらないことから、ユナイテッドは移籍金の上限を通達するようだ。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。

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 レスターはユナイテッドに対し、マグワイアの契約解除金として9000万ポンド(約119億円)を要求しているという。すでにユナイテッドは6000万ポンド(約79億円)のオファーを断られたが、7000万ポンド(約92億円)までであれば、支払う準備があるようだ。

 しかし、26歳のDFの移籍金として、レスターが要求する9000万ポンドは支払うつもりがない考えを明らかにしている。マグワイアは体調不良を訴えて29日に練習を欠席したが、レスターが高額の移籍金を設定して移籍を阻もうとしている動きに対し、不信感を抱いているとされている。

 今後、レスターはユナイテッドの条件を呑み、マグワイアの移籍に応じるか、もしくはこのまま移籍を希望して不満を募らせた選手を残留させるかの2択を迫られることになる。

 ユナイテッドは、現在のレスターが要求している金額は高額すぎると考えており、移籍市場の閉幕が近づくことでレスターが態度を軟化させると考えているようだ。同じくベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが退団したマンチェスター・シティも、一時はマグワイアの獲得に動いていたが、レスターの要求額から獲得を断念している。

 様々な思惑が交錯する移籍市場。果たしてユナイテッドは、思惑通りにマグワイアを獲得することができるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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