フランクフルト復帰の鎌田大地が1ゴールと活躍 長谷部も賛辞「成長ぶりに驚いている」
ルツェルンとのプレシーズンマッチで鎌田が先制ゴールを挙げて猛アピール
アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地がプレシーズンマッチでアピールしている。現地時間12日に行われたスイス・ルツェルンとの試合に先発出場した鎌田は先制ゴールをマーク。その活躍ぶりには同僚のMF長谷部誠も「成長ぶりに驚いている」と賛辞を送っているようだ。ドイツ紙「hessenschau」が報じている。
昨季は期限付き移籍でベルギー1部シント=トロイデンに移籍していた鎌田。リーグ戦24試合で12得点と出色のパフォーマンスを示し、自信を手にしてフランクフルトに復帰したようだ。これまでは出番に恵まれていなかったが、プレシーズン序盤から定位置奪取に向けて存在感を示している。
ルツェルンとの試合では前半8分に先制ゴールを決め、3-1の勝利に貢献した。フランクフルトを率いるアディ・ヒュッター監督は「ベルギーでのシーズンは彼にとって素晴らしいものだった」とより逞しくなってチームに復帰した鎌田の成長に満足気だ。「彼は大きく変わった。フィジカルも優れているし、見違えたようだ」と絶賛している。
その印象は指揮官だけが抱いたものではないようだ。同胞の元日本代表MF長谷部も「彼の成長ぶりに驚いている」と舌を巻いている。22歳のアタッカーは、ベルギーでの経験を経て、選手として大きくステップアップを遂げている。
ドイツでは思うようにピッチに立てなかった鎌田だが、今季はチームに不可欠な選手として認められるか。欧州挑戦3年目の活躍に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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