U-21限定「市場価値ランキング世界TOP20」 驚異の320億円で1位に輝いたのは?

左からMFサンチョ、DFデ・リフト、FWムバッペ、FWフェリックス、FWヴィニシウス【写真:Getty Images】
左からMFサンチョ、DFデ・リフト、FWムバッペ、FWフェリックス、FWヴィニシウス【写真:Getty Images】

圧倒的な存在のフランス代表FWムバッペに続くのは…

 パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、21歳以下の選手のなかで最も市場価値の高い選手となった。ロンドンを拠点としたサッカービジネス企業「Soccerex」がレポートを発表した。

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 選手の代表歴やクラブでの出場時間、得点、負傷歴など様々な項目から独自に選手の市場価値が算出されている。トップ20までがランキング形式で紹介された。

 そのなかで2位以下にダブルスコア以上の差をつけてトップに立ったのがムバッペだ。その金額は2億6160万ユーロ(約320億円)。これが移籍金となれば、サッカー界史上最高額を更新する圧倒的な数字だ。

 昨季はフランスのリーグ・アンで32得点をマークして得点王とMVPをダブル受賞。フランス代表としては2018年ロシア・ワールドカップ優勝を経験している驚異の20歳だ。「21歳以下」というカテゴリのなかで、群を抜いた存在であることは間違いない。

 ムバッペは昨年の同ランキングでも1億9230万ユーロ(約235億円)で1位を獲得。年齢を一つ重ね、その価値をさらに高めて2年連続トップに立った。

 2位はドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョで、1億2030万ユーロ(約147億円)だ。昨年まではトップ20圏外だった19歳が一気にスターダムの階段を駆け上がった。そして3位は、アヤックスからユベントスへの移籍が噂されるオランダ代表DFマタイス・デ・リフトがランクイン。19歳のセンターバックの価値は7450万ユーロ(約91億円)となった。

 ムバッペが頭一つ抜けたランキングだが、全体の内訳を見るとトップ20のなかで最も多くの選手が入ったのがイングランド勢だ。2位のサンチョを筆頭に、リバプールのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドやマンチェスター・シティのMFフィル・フォーデン、ウェストハムMFデクラン・ライスら6選手がランクインした。

 フランスも4選手と多く、それ以下にはブラジルが3人、イタリアが2人と続き、他5カ国から1人ずつがリストに名を連ねている。

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