浦和DF宇賀神、3年連続シーズン中“監督交代劇”で要望「進むべき道を示してほしい」

浦和DF宇賀神友弥【写真:轡田哲朗】
浦和DF宇賀神友弥【写真:轡田哲朗】

オリヴェイラ監督の下で天皇杯優勝 「非常に感謝の気持ちが強い」

 浦和レッズのDF宇賀神友弥は、28日にクラブがオズワルド・オリヴェイラ監督との契約解除と後任の大槻毅監督就任を発表したことを受け、29日に「クラブとして進むべき道を示してほしい」という意見を口にした。

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 浦和は昨年4月上旬に堀孝史監督と契約解除を決断し、当時は育成ダイレクターとユースチームの監督を務めていた大槻氏を暫定監督とした。そして同月下旬にオリヴェイラ監督が正式な監督に就任し、天皇杯を獲得してAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場につなげた。今季はACLこそ決勝トーナメント進出を決めたが、リーグ戦では5勝2分6敗と負け越しとなり、直近では4連敗。ホームゲームで1勝1分5敗と低調だったことも、その決断の要因になった。

 宇賀神は、タイトル獲得となった天皇杯の決勝ベガルタ仙台戦でコーナーキックのこぼれ球を強烈なボレーシュートで叩き込み、1-0の勝利に大きく貢献した選手だった。それだけに「オリヴェイラさんが来て、もう一度チームに勝利のスピリットを植え付けてくれたからこそ、天皇杯の優勝があったと思っていますし、自分のゴールもあったと思っているので、非常に感謝の気持ちが強い」と、チームを去った指揮官への思いを話した。

 浦和は3シーズン連続でシーズン中に監督交代が起こっている。浦和ユースから流通経済大学へ進み、在学中の2009年に特別指定登録、翌10年に正式に加入して今季が10年目という宇賀神は、浦和の現役選手ではMF阿部勇樹に次ぐ在籍年数になり、選手会長を務めた経験も持つ。そうしたキャリアの持ち主である宇賀神は、クラブの持つビジョンに対して言及した。

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