「最大のサプライズ」 躍進の長谷部を現地メディアも絶賛「傑出したシーズンを過ごす」
好調の理由も指摘 「何千マイルもの飛行機移動を免除された恩恵を受けている」
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は今季公式戦44試合に出場し、ブンデスリーガ7位で終えたチームの不動の主力としてシーズンを戦い抜いた。全盛期を思わせる好パフォーマンスに独メディアも「今季最大のサプライズはチーム内で最高齢の男」と称賛の言葉を送っている。
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長谷部は今季負傷により出遅れたものの、復帰後はフランクフルトでの主戦場であるリベロで出場機会を重ねており、抜群の統率力を発揮して守備陣に安定感をもたらした。UEFAヨーロッパリーグ(EL)でもベスト4進出の躍進に大きく貢献。チームに不可欠な存在として輝きを放った。
35歳にして全盛期を思わせるパフォーマンスを一貫して披露した長谷部に対し、独メディア「op-online.de」は「今季最大のサプライズはチーム内で最高齢の男かもしれない。長谷部は主にリベロ、時にはMFとしても傑出したシーズンを過ごした」と惜しみない賛辞を送っている。
また、長谷部が好調を維持し続けた理由については「114試合に出場した日本代表から引退し、何千マイルもの飛行機移動を免除された恩恵を受けている」と指摘し、「ベテランに何ができるのかを明確に提示しただけでなく、情熱的に体を投げ出し、全力を出し続けた」と絶賛した。今季の活躍を維持すれば、来季もチームの中核となることは間違いないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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