「羨ましかった」 元韓国代表の英雄MF、5年間のJリーグ生活で学んだこととは?

元韓国代表MFユ・サンチョル氏【写真:Getty Images】
元韓国代表MFユ・サンチョル氏【写真:Getty Images】

横浜FMや柏で活躍したMFユ・サンチョル氏、Kリーグと比較「日本は違った」

 2002年日韓ワールドカップ(W杯)で主力としてベスト4の偉業に貢献した元韓国代表MFユ・サンチョル氏は、かつて横浜F・マリノスや柏レイソルでプレーしたJリーグでの計5年間を振り返り、自国のKリーグと比較しながら「とても羨ましかった」と韓国テレビ局「MBC PLUS」のインタビューで語っている。

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 ユ・サンチョル氏といえば2大会連続でW杯に出場し、日韓大会でベスト4を成し遂げた英雄の1人だ。1999年、蔚山現代から横浜F・マリノスに加入し、1年目から22試合7ゴールと活躍。2年目には22試合17ゴールと得点力を見せつけた。2001年から1年半にわたって柏レイソルでプレーし、2003年途中から古巣横浜FMに復帰。岡田武史監督の下、リーグ連覇に貢献するなど2004年まで在籍した。

 2006年に現役引退後は指導者に転身し、今月14日にKリーグ1部の大田シチズン監督に就任したユ・サンチョル氏にとって、通算5年にわたってプレーしたJリーグ時代の経験は大きいようだ。

 Jリーグ時代について問われた同氏は「『サッカー選手は、サッカーに集中すればいい』ということを学んだ」と口にした。その真意はこうだ。

「Kリーグにいる時、正直あれこれ気を遣うことが多かった。怪我をした時が良い例。Kリーグでは自分で病院を調べ、リハビリのスケジュールを組み、治療を受けた。すべての選手がそうだったよ。でも日本は違った」

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