17位転落のJ1清水、ヨンソン監督の退任を発表 社長が声明「到底看過出来る数値ではありません」

清水エスパルスは12日、ヤン・ヨンソン監督の退任を発表した【写真:Getty Images】
清水エスパルスは12日、ヤン・ヨンソン監督の退任を発表した【写真:Getty Images】

川崎に0-4で大敗し3連敗 11試合で26失点、開幕からの低迷脱せず

 J1清水エスパルスは12日、2018年からチームを率いてきたヤン・ヨンソン監督の退任を発表した。

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 清水は同日に、ホームで行われたJ1リーグ第11節の川崎フロンターレ戦に0-4で大敗。3連敗となり、自動降格圏の17位に転落した。今季開幕から低迷し2勝2分7敗、得点数11に対し失点数が26と、守備面での課題が浮き彫りとなっていた。

 左伴繁雄社長はクラブ公式サイトを通じて、「ファン・サポーターの皆さまへ(ヨンソン監督の退任について)」と題した声明を発表。昨季の8位を足掛かりに「リーグ戦でのトップ5、カップ戦でのベスト4以内」を目標としながらの低迷と、失点数の多さについて「どれもが到底看過出来る数値ではありません」と指摘。「まだまだ巻き返しの果たせるこの時期に、監督の交替を行う決断を致しました」と理由を説明している。

 後任については未定であるものの、当面の監督代行として「現コーチである篠田善之氏とし、本人とは早急に交渉を致します」と明言。「残りシーズンの後はないとの決意で闘って参ります」と記している。

 2015年にクラブ史上初のJ2降格を経験している清水。シーズン約3分の1を終えた段階で打った監督交代策は、吉と出るのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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