本田ベンチ外の危機 ミラン監督が次節でフランス人FWの復帰を示唆

4-4-2への変更も本田の立場を危うくする

 現在、3トップはアレッシオ・チェルチ、カルロス・バッカ、ジャコモ・ボナベントゥーラが先発を務めているが、ミハイロビッチ監督は次節でニアングをベンチ入りさせ、試合終盤でプレーさせる可能性を示唆したのだ。

 そして指揮官は、中盤で実力を発揮し始めているイタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチは、ウイングでも起用可能だと明言。ブラジル代表FWルイス・アドリアーノもベンチに控えており、前線の層は厚みを取り戻しつつある。

 さらに指揮官は、リーグ序盤戦でシステム変更を行ったことが、現在のチームに好影響を与え、勝利をもたらしていると確信している。

「(シーズン当初に採用していた)4-3-1-2システムでは難しかったが、4-3-3でより(チーム全体が)コンパクトになった。チェルチもこの布陣で良いプレーを見せている。もっとできると確信を持っているが、ね。次の試合には何人か重要な選手たちが復帰できるかもしれない」

 すでに地元紙はミハイロビッチ監督が4-3-1-2を完全に断念し、今後4-4-2システムを採用していくことで、本田と元U-21スペイン代表MFスソの出場機会がさらに減少すると予想している。

 

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