本田ベンチ外の危機 ミラン監督が次節でフランス人FWの復帰を示唆

負傷明けのニアングがラツィオ戦に帯同か

 ACミランの日本代表MF本田圭佑が、11月1日の11節ラツィオ戦でベンチメンバーからも外れる危険性が浮上している。シニシャ・ミハイロビッチ監督が28日のキエーボ戦後、次節で故障中だったU-21フランス代表FWエムベイェ・ニアングが復帰し、ゲーム終盤に起用する方針を明らかにした。

 ミランはキエーボ戦で1-0と今季のリーグ戦で初の完封勝利を収め、2連勝を飾った。次節で現在6位のラツィオとのアウェー戦に臨むが、キエーボ戦後の記者会見では、次の試合でシステム変更をする可能性を質問された。

「ラツィオ戦は4-4-2システムでいくのか?ニアングが治ってきているが」

 先日の地元紙で、怪我で離脱中の選手が復帰すれば、今後は4-4-2を主戦システムにする意向をミハイロビッチ監督が持っていると報じられていた。そのため、右足第五中足骨骨折の手術から復帰し、練習に合流したニアングの存在が、ラツィオ戦でのシステム変更につながるのかを質問されたのだ。そして指揮官は、こう答えた。

「ニアングはまだ、先発の準備はできていない。ただ日曜日(ラツィオ戦)にはベンチに連れて行く。まだ分からないけど、10分から12分間はプレーさせるかもしれない。ベルトラッチは中盤とウイングでプレーできる。ポーリ、モントリーヴォ、デヨングも3ボランチでもダブルボランチでもプレーできる」

 

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