ピッチに崩れ落ちる両軍の“明暗写真”に海外注目 「芝生を痛感する者、キスする者」
後半ATの決勝弾でトッテナムがアヤックスを逆転し、CL決勝に進出
トットナムは現地時間8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でアヤックスと対戦し、敵地で3-2と勝利。2戦合計スコア3-3のアウェーゴール差でクラブ初の決勝進出を決めた。ラストプレーとも言える後半アディショナルタイムの劇的な決勝弾で立場が逆転し、トットナムに軍配が上がったが、その際にスタジアムに倒れ込んだアヤックスの選手たちとマウリシオ・ポチェッティーノ監督の明暗について海外メディアが注目している。
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ホームで行われた第1戦を0-1で落としていたトットナムは、前半5分にオランダ代表DFマタイス・デ・リフト、同35分にモロッコ代表MFハキム・ツィエクにゴールを奪われ、合計スコアで3点のビハインドを背負う苦しい展開に。しかし、後半に入ると状況が一変。後半10分、14分にブラジル代表FWルーカス・モウラがネットを揺らして2-2に。そのまま終了すればアヤックス、3点目を奪えばトットナムの勝利という緊迫した展開となる。
後半アディショナルタイムは5分間設けられたが、ぴったり5分に差し掛かったタイミングで、ついに勝敗を決する一撃が生まれる。猛攻を仕掛けるトットナムは、ペナルティーエリア外からのイングランド代表MFデレ・アリの落としをモウラが流し込み、劇的な決勝弾を奪った。ゴールの瞬間、アヤックスの選手たちはピッチに崩れ落ち、絶望的な逆転に項垂れていた。