リバプール、5人集結 “メッシ包囲網”の決定的瞬間に脚光 「いかに脅威かを象徴」
劇的な逆転突破を決めたリバプール、メッシを完封する守備網にCL公式も注目
リバプールは現地時間7日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でバルセロナと対戦し、ホームで4-0と完勝。2戦合計スコア4-3で奇跡の逆転突破を掴み取った。アウェーゴールの献上が許されない緊迫した状況下にあったが、世界屈指のバルセロナ攻撃陣を相手にクリーンシートを達成。CL公式ツイッターは、絶対的エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを封じ込めるリバプールの“5人包囲網”の決定的瞬間を写真で公開している。
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敵地カンプ・ノウでの第1戦で0-3の惨敗を喫していたリバプールは、エジプト代表FWモハメド・サラーとブラジル代表FWロベルト・フィルミーノという攻撃の要2人を負傷で欠き、痛恨の“飛車角落ち”の絶体絶命な状況で本拠地に万全なバルセロナを迎え撃った。
バルセロナの決勝進出がほぼ確実視されていたが、試合開始早々の前半7分にベルギー代表FWディボック・オリギが先制点を決め、流れを一気に引き寄せると、後半9分、11分に途中出場のオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが立て続けにゴールを奪い、合計スコアで並ぶことに成功。そして同34分、CKから再びオリギが劇的な逆転突破を手繰り寄せる一撃を決めた。
サラー、フィルミーノが不在のなかで4ゴールを奪った攻撃陣は最上級の称賛に値するが、充分な休息が与えられ万全なコンディションでこの一戦に臨んだバルセロナの攻撃陣を見事なまでに封じ込んだ守備陣も万雷の拍手が送られるべき内容だった。第1戦では2ゴールを決め、今季絶好調を維持するメッシですら、要塞アンフィールドでは決定機を演出することはできなかった。