完敗リバプール、クロップ監督が複雑な心境明かす 「試合を見ることは楽しかったが…」
内容に結果がリンクせず メッシは「止められない存在となっていた」とお手上げ
リバプールは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦バルセロナ戦で0-3の敗戦を喫した。チームを率いるユルゲン・クロップ監督は「試合を見ることは楽しかったが、負けたことは楽しくない」と複雑な心境を明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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敵地での一戦に臨んだリバプールは攻守に勇敢なパフォーマンスを見せたが、、前半26分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスに先制点を許すと、後半にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに2得点を奪われ、0-3の完敗。クロップ監督は内容に結果が伴わず、アウェーゴールも奪えなかったことを悔やんだ。
「アウェーで負けたとしても、ゴールを奪えていれば問題はない。ゴールが奪えなかったことは問題だ。我々は称賛すべきパフォーマンスを見せたと思うし、非常に成長していることは証明した。試合を見ることは楽しかったが、負けたことは楽しくない。とはいえ、私もこの世界で長く生きているから、受け入れなくてはならないことも分かっている」
さらに「この試合は、我々のアウェーにおけるCLベストゲームだと真剣に思っている」と付け加え、第2戦での逆転に向けてあきらめずにトライしていく姿勢を明確にした。また、2得点を挙げてクラブ通算600ゴールの偉業を成し遂げたメッシにも言及している。
「彼は止められない存在となっていた。ワールドクラスのプレーヤーだ。2点目のFKは守りようがない。彼のベストというわけではないが、スキルを証明していた」
チームの守り方には満足感を示し、「メッシをリスペクトし過ぎることなく対応していた」と称賛したクロップ監督だが、それでも止められなかったメッシには“お手上げ”の様子だった。7日に行われるホームでの第2戦では、内容と結果をリンクさせて逆転勝利をつかむことができるだろうか。