躍進のアヤックス、トッテナムを翻弄した華麗なパスワークに賛辞 「バルサスタイル」

アヤックスの華麗なコンビネーションが称賛されている【写真:Getty Images】
アヤックスの華麗なコンビネーションが称賛されている【写真:Getty Images】

CL4強で見せた美しいコンビネーションにCL公式インスタグラムが脚光

 オランダの名門アヤックスは現地時間4月30日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のトットナムとの第1戦に臨み、1-0で先勝した。前半15分に奪った1点を守り切り、アウェーで貴重な勝利をつかんだが、試合中に見せた華麗なコンビネーションがCL公式インスタグラムの「スキル・オブ・ザ・デイ」(今日のベストスキル)に選出され称賛されている。

 アヤックスの勢いは、CL4強の舞台でもとどまるところを知らなかった。序盤からリズム感のあるパス回しを見せると、前半15分に歓喜の瞬間が訪れる。MFハキム・ジエクが鋭い縦パスを入れ、オフサイドラインぎりぎりにポジショニングしたMFドニー・ファン・デ・ベークが巧みなターンから抜け出し、相手GKウーゴ・ロリスの重心をずらすキックフェイントからのシュートでゴールを陥れた。

 そして、その9分後にも「スキル・オブ・ザ・デイ」に選ばれた華麗なコンビネーションで決定機を作る。敵陣中央でボールを受けたジエクが左足で逆サイドへ展開。ペナルティーエリア手前でDFニコラス・タグリアフィコがフリーでトラップすると、右斜め前方でボールを受けに来たファン・デ・ベークへ、右足でグラウンダーパスを送った。

 ファン・デ・ベークがこれをトラップするかに見えたが、スルーして縦へ。その動きを見た後方のFWドゥシャン・タディッチがダイレクトで縦にパスを送ると、トットナムの最終ラインの裏へファン・デ・ベークがフリーで抜け出した。最後はニアサイドを狙った左足シュートのコースが甘く、相手GKロリスに防がれたが、崩しのアイデアやチーム全体の連動性は素晴らしいものだった。

 CL公式インスタグラムが公開した動画のコメント欄には、「古いバルセロナを思い出させる」「バルサスタイル」「これがフットボール」など現代パスサッカーの代名詞と言えるバルセロナの名前を引き合いに出して華麗な連係を称えるものや、「ジエクのパスが的確」「ジエクは最高」「なんてマエストロだ」など、攻撃陣を長短のパスで操るジエクを称賛する声が多かった。その一方で、左サイドを抜け出したファン・デ・ベークに対しては、ゴール正面にFWダビド・ネレスがいたにもかかわらずシュートを選択したことについて、「彼はネレスにパスすべきだった!」「わがまま」など、咎める声も目立っていた。

 試合はその後、徐々にリズムを取り戻したトットナムが攻勢を仕掛けるものの、アヤックスが耐えて敵地から勝利を持ち帰ることに成功。現地時間8日に本拠地ヨハン・クライフ・アレーナで行われる第2戦で、若き才能はさらなる輝きを放つのか。その戦いぶりに世界が注目している。

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