長友右サイドバックで今季初の先発フル出場 高度な守備力披露し、サイドに鍵をかけた!

パレルモ戦でインテル数的不利にもドローに貢献

 24日のセリエA第10節のインテル対パレルモ戦で、日本代表DF長友佑都が今季初の先発フル出場した。試合は1-1の引き分けに終わっている。
 長友は21日に行われた日本代表FW本田圭佑所属のACミランとの親善試合ベルルスコーニ杯でスタメン出場し、前半45分間のプレーをしていた。地元メディアからの採点は平均点を上回っていたが、ロベルト・マンチーニ監督に対しても好アピールになったようだ。この敵地パレルモ戦で、右サイドバックとして先発のピッチに立った。
 試合は、前半から互いに決定機を作り出すことに苦労する展開になった。その中でインテルはGKサミル・ハンダノビッチの好守もあり、失点せずにゲームを進めた。すると後半15分、右サイドからインテルのMFジョナタン・ビアビアニーがシュート性のクロスを入れると、ファーサイドでMFイバン・ペリシッチが押し込んで先制に成功した。しかし、同21分コーナーキックの流れからパレルモのFWアルベルト・ジラルディーノに合わせられ、同点ゴールを許した。
 その後、インテルはセンターバックとして先発していたDFジェイソン・ムリージョが同34分にこの日2枚目のイエローカードを受けて退場処分に。インテルは数的不利になった。しかし、それでもインテルはカウンターを中心にチャンスを作り、勝ち点3を奪いに行った。長友も、守備のバランスを取りながら積極的に攻撃参加しクロスも供給したが、両チームともゴールを挙げることはできず。このまま1-1の引き分けとなった。

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