“苦労人”ザハ、マンU時代の苦い過去を告白 「僕のキャリアを台無しにしようと…」

マンU時代のザハ【写真:Getty Images】
マンU時代のザハ【写真:Getty Images】

2013年にマンUへ移籍するも、理由もなくベンチ「一体何ができるというんだ?」

 クリスタル・パレスのコートジボワール代表MFウィルフレッド・ザハは今やプレミアリーグ屈指のドリブラーとして名を馳せているが、2013年に加入したマンチェスター・ユナイテッドはほとんど出番を得ることができずに退団した苦い思い出がある。26歳となったアタッカーは、「モイーズとスタッフが僕のキャリアを台無しにしようとした」と散々だった日々を振り返った。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 コートジボワール出身のザハは幼少期にロンドンに移り、クリスタル・パレスの下部組織で育った。2010年にトップデビューしてすぐに頭角を表すと、13年に1月にユナイテッド移籍が決定し、翌年からビッグクラブでプレーすることになった。同年に引退したアレックス・ファーガソン元監督が監督キャリアで最後に契約した選手としても知られている。

 しかし、デイビッド・モイーズ元監督の下で始動した“赤い悪魔”でザハに出番が回ってくることはほとんどなかった。13-14シーズンの途中にはカーディフへ、さらに翌14-15シーズンは古巣クリスタル・パレスへローン移籍に出された。結局、パレスへ完全移籍することになり、ユナイテッドではわずか公式戦4試合に出場したのみでチームを去った。

 そんな屈辱の日々について、ザハは「デイビッド・モイーズとスタッフがあらゆる方法で僕を壊し、理由もなく僕のキャリアを台無しにしようとした」と告白。「人生最大のチャンス」と感じていたユナイテッドでの挑戦だったが、苦い思い出として記憶に残っているという。

「チャンピオンズリーグの試合で僕はメンバーから外れ、ファーストチームで試合に出たことがなかったアドナン・ヤヌザイ(現レアル・ソシエダ)が入った。それで僕は自分が考えていたよりも大きな、フットボール以外の理由があると分かった。フットボールや能力の問題でないとすれば、一体何ができるというんだ?」

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