札幌MFチャナティップの今季初ゴールに海外メディア注目 「まさにメッシのよう」
「GKとDFを無力化」 冷静なフィニッシュに称賛集まる
北海道コンサドーレ札幌は20日、J1リーグ第8節で横浜F・マリノスと対戦し、3-0の勝利を収めた。この試合で札幌のタイ代表MFチャナティップが先制点となる今季初ゴールを記録。アジア各国メディアの注目を集めている。
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今季開幕から8試合連続での先発となった“タイのメッシ”チャナティップは前半4分、自陣でのボール奪取から始まったカウンターで横浜FM守備陣の背後を取ってビッグチャンスをつかむ。飛び出してきたGK飯倉大樹を正確な切り返しでかわし、冷静にシュートを流し込んだ。
ベトナムメディア「Soha」は、「チャナティップが輝きを放ち、まさにメッシのようなゴール」と見出しを打ち、ゴールシーンを詳報。「開始4分、チャナティップは札幌の連係パターンからゴール。チームメートの連係の後、チャナティップは賢く動き、GKとDFを無力化してネットを揺らした」と綴っている。
また、ベトナムメディア「tuoi tre」は「チャナティップが均衡を破り、札幌はより快適にプレーすることができた」と報じ、貴重な先制点を記録した点にフォーカスしてチャナティップを称賛。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「チャナティップが札幌の勝利とともにマン・オブ・ザ・マッチを獲得」との見出しで活躍を伝え、「移籍加入した2017年以来、札幌の“啓示”となっている」とその存在感を表現した。
チャナティップのゴール後も、前半9分にDF福森晃斗、同29分にFWアンデルソン・ロペスが追加点を挙げて3-0の勝利を収めた札幌は、連勝で8位に浮上。第4節から第6節にかけて喫した3連敗からの立て直しに成功している。
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