磐田助っ人FWが珍退場 「チャンス逸→ポストへの“カンフーキック”」で警告の失態
FWロドリゲス、後半ATのヘディングシュートがクロスバーを叩き怒り爆発
ジュビロ磐田のルクセンブルク代表FWロドリゲスが、20日のJ1リーグ第8節・名古屋グランパス戦(0-1)で珍退場を命じられた。1点を追いかける後半アディショナルタイム、決定機で放ったシュートがクロスバーを直撃し、チャンス逸。怒りを抑えきれず、ポストにジャンピングキックを繰り出すと、反スポーツ的行為でこの日2枚目のイエローカードを受けてピッチを後にした。
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磐田は敵地で名古屋の攻撃を抑え込み、リーグ1位の得点力を誇る相手を前半シュート0本に抑える。先発したロドリゲスは果敢に攻めるもゴールをこじ開けられずにいると、後半25分に名古屋MFガブリエル・シャビエルのパスから昨季J1得点王のFWジョーにヘディングシュートでネットを揺らされて先制点を献上してしまった。
1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイム、磐田に絶好のチャンスが訪れる。途中出場のMFムサエフが右サイドの敵陣深くからクロスを供給。ファーサイドのロドリゲスがフリーでヘディングシュートを放つも、クロスバー直撃でゴールならず。シュートを外したロドリゲスは両手で頭を抱えた後、怒りを吐き出すように左ポストへカンフーばりのジャンピングキックをお見舞いした。
すると、すぐさまホイッスルが鳴り響き、荒木友輔主審は反スポーツ的行為でイエローカードを提示。後半42分にファウルに対する異議でイエローカードをもらっていたロドリゲスは2枚目の警告となり、レッドカードで退場処分となった。
磐田は0-1でリーグ戦2連敗を喫し、順位も16位に後退。チームトップの2得点を挙げているロドリゲスは次戦出場停止となり、磐田にとっては痛い退場劇となった。