浦和、「平均得点・失点0点台」のロースコアが示すチームの機能性と本領発揮への課題

接戦をものにして勝ち点を挙げている間に、チームとしての機能性を高めていけるか【写真:木鋪虎雄】
接戦をものにして勝ち点を挙げている間に、チームとしての機能性を高めていけるか【写真:木鋪虎雄】

ビルドアップへのプレスが機能せずも、PA内の1対1を含め守備陣は無失点で切り抜ける

 浦和レッズは20日のJ1リーグ第8節でヴィッセル神戸をホームに迎え撃ち、1-0と勝利を収めた。開幕8試合で4勝2分2敗としたなか、平均得点も平均失点も1点未満というロースコアに持ち込むチームになっていることが際立っている。

 浦和は神戸戦、前半10分にFW興梠慎三のPKで先制に成功した。神戸が最終ラインでボールをつなごうとしたところ、DF大﨑玲央がスリップして転倒。それを利した興梠が一気にゴール前まで持ち込み、DFダンクレーに倒されて得たPKを自ら蹴り込んだものだった。

 その後、浦和は神戸にボールを持たれながらも、ゴール前での堅さを発揮して逃げ切る形になった。後半は神戸のシュート数9本に対して浦和は同4分にFW武藤雄樹が放った1本という状況だったが、ゴール前での決定的なピンチは同9分にコーナーキックの二次攻撃から大﨑にシュートを打たれた場面のみだった。そうした意味では、ゴールを守る強さを発揮して逃げ切った試合になった。

 オズワルド・オリヴェイラ監督は試合後の記者会見で、準備してきた相手のビルドアップに対するプレスが機能しなかったことを認めつつも、「後ろではマークをしっかりして、1対1の球際の部分ではペナルティーエリア内でも勝利していた。それについては選手を称えたい」と話している。

 右ストッパーのDF森脇良太は、「0-0だったら少し違ったかもしれないですけど、1-0だったからこそ我慢しようという試合になった。ただ、カウンターという点では、あれだけ苦しい守備になるとそこから前には行けなかった」と振り返った。

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