FK弾に意欲を見せる太田 恩師と磨いた左足が浦和の壁を打ち破るか

浦和戦のテーマは「我慢」

 青赤の背番号「6」が、セットしたボールに向かって短く助走を取る。そのとき、味スタのボルテージは最高潮を迎えるだろう。
 Jリーグチャンピオンシップ出場圏内となる年間3位のFC東京DF太田宏介は24日、ホームの味スタで対戦する同2位の浦和との大一番に向けて「1本の勝負になる。だからこそ、キックの精度にこだわりたい」と、得意のFK弾に意欲を見せた。
 FC東京にとっては、2015年シーズン最大のヤマ場となる。超攻撃的サイドバックは、今季4度目となる4万人超えも予想されるビッグマッチに向けて、試合前日から抑えきれないアドレナリンを放出させていた。
「残り3試合で勝ち点9のチャンスはある。どんな内容でも勝ちきる。相手にボールを持たれる展開になるかもしれないが、この2年で耐えながら勝つことをやり続けてきた。それを残り3試合でもやり通したい。この浦和との試合のテーマは『我慢』になると思う。だからこそ、セットプレーが大切になる」
 口にした“我慢”の先に待つ歓喜をつかむためには、キッカーを務める太田の左足に全てが懸かっている。今やJ1トップレベルのキッカーにまで成長した太田だが、そのチーム最大の武器は、かつての恩師が注いだたっぷりの愛情と、彼の努力によって育まれたモノだ。

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