C・ロナウド移籍で「得した人・損した人」 4選手のデータに見る今季の明暗

FWベンゼマ、FWマンジュキッチ【写真:Getty Images】
FWベンゼマ、FWマンジュキッチ【写真:Getty Images】

ロナウドの移籍によって“得した”元同僚FWと現同僚FW

 最初に“得した人”として紹介するのは、レアルの元フランス代表FWカリム・ベンゼマだ。昨季はリーグ戦5ゴール10アシストのベンゼマは、今季はすでに17ゴール4アシストを記録。シュート本数も昨季の48本から今季は74本、決定率も10.4%から23.0%に向上している。昨季まではロナウドのサポート役を担う部分が大きく、黒子に徹していた印象が強かったが、今季からロナウドが退団したことで、フィニッシャーとして機能していることが数字にも反映される結果となった。

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 そして2人目の“得した人”は、ユベントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチだ。昨季は5ゴール3アシストにとどまっていたマンジュキッチは、今季すでに8ゴール6アシストとどちらも上回っており、決定率は12.8%から29.6%と倍以上にアップ。また、今季ロナウドが最もアシストしている相手がマンジュキッチであり、一方のマンジュキッチも6アシストのうち4アシストがロナウドと、“相思相愛のホットライン”を形成している。

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