浦和FWファブリシオ、長期離脱から復帰へ 監督明言「10日後には全体練習に合流できる」
昨季公式戦9試合7ゴールと爆発も重傷 リハビリを経て完全復活まであと一歩
J1浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、ブラジル人FWファブリシオの復帰が近づいていることを明かした。12日の練習後に実施された記者会見で「10日後には全体練習に合流できる」と明言している。
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鹿島アントラーズでプレー経験を持つファブリシオは、昨年夏にポルトガルのポルティモネンセから加入。デビューから公式戦9試合でハットトリック1回を含む7ゴールと爆発したが、10試合目になった9月1日のセレッソ大阪戦で左膝前十字靭帯損傷、内側半月板損傷の重傷。手術を経てリハビリが続き、今季もキャンプから完全に別メニューで復帰へ向けたトレーニングを積んでいた。
しかし、この12日にファブリシオはポゼッションゲームに合流。その後のセットプレーの確認などではメンバーから外れて別メニューとなったが、復帰が近づいていることを感じさせられるものになった。
オリヴェイラ監督は記者会見で「ファブリシオの復帰を心待ちにしているのは隠さない。彼は昨年、浦和に来て2カ月も経たないうちに怪我をしてしまった。（セレッソ戦の前のリーグ戦で）8試合に出て6ゴールをして、チームに新たな表情を与えてくれた。彼が離脱して、そこを他のメンバーで埋めてきた。ファブリシオが復帰すればチームはさらに良くなる。10日後には全体練習に合流できるだろう。それ以降はコンディションを上げていくことになる」
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