中村俊輔の古巣MF、“顔面パンチ被害”の主将を擁護 「何も悪いことはしなかった」

セルティック主将ブラウンを同僚MFマグレガーが擁護 「それもフットボールの一部」

 直後に両軍の選手たちが駆け寄って一触即発の騒動となるも、その場はカードが提示されずに収まった。試合はそのままセルティックが2-1で逃げ切ったが、ブラウンがパンチを浴びた決定的ショットは、スポーツ専門局「ESPN」コロンビア版が「ロッキー・バルボア? いや、ライアン・ケントだ!」と触れ、無名だったボクサーのサクセスストーリーを描いた人気映画「ロッキー」の主人公を引き合いに出すなど、結果以上に注目を集めていた。

 英公共放送「BBC」によれば、レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督はブラウンが選手を挑発しており、罰せられるべきだと主張したという。しかし、セルティックのスコットランド代表MFカラム・マグレガーは、相手のモレロス、ケントと揉めたブラウンについて「スコットは何も悪いことはしなかった」と述べ、「それもフットボールの一部だ」との見解を示した。

 ピッチにファンが乱入するなど大荒れとなった試合は、ダービーの歴史に刻まれることになりそうだ。

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