レアル本拠地が最新技術満載の「デジタルスタジアム」に変貌へ 今夏から改修着工と発表

レアル・マドリードの本拠地「サンチャゴ・ベルナベウ」【写真:Getty Images】
レアル・マドリードの本拠地「サンチャゴ・ベルナベウ」【写真:Getty Images】

サンチャゴ・ベルナベウの改修をレアル会長が発表 開閉式屋根、360度スクリーンなどを採用

 レアル・マドリードが以前より計画していたホームスタジアムのサンチャゴ・ベルナベウ改修について、今季終了後から着工することを発表した。その会見でフロレンティーノ・ペレス会長は、「サンチャゴ・ベルナベウは世界一のスタジアムになるだろう」と高らかに宣言した。

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 1947年12月14日に完成したスタジアムは、後にそのスタジアム計画を推し進めた当時のクラブ会長の名をつけ、“エスタディオ・サンチャゴ・ベルナベウ”と呼ばれるようになった。2012年に改修計画が発表されたが、土地の買収問題や資金繰りの問題などが浮上。思うように計画を進めることができなかったが、ようやくその目処が立ち2019年夏から着工となった。完成は4年後の2022年を予定しているという。

 72年ぶりの大改修を前にペレス会長が行った会見の模様は、クラブの公式ウェブサイトや地元紙「マルカ」をはじめ多くのメディアが伝えている。

「このイベントは我々のスタジアムで真の建築的革新を始める着工へのカウントダウンです。エスタディオ・サンチャゴ・ベルナベウは、斬新かつ普遍的なアイコンとなることでしょう。マドリード市の心臓部に位置し、それは世界一のスタジアムになります。我々はレアル・マドリードの未来を担う偉大なプロジェクトに直面しています。もちろん、それはマドリード市にとってもです」

 高らかに宣言したペレス会長は、続けて新スタジアムの詳細について解説している。「最新技術を駆使し快適性と安全性を伴った」スタジアムで、「新たな収入源」となることを告げた。

 収容人数はこれまでと同じく8万1000人となるが、約6万6000平方メートルほどスタジアムは拡張されることになる。スタジアムの屋根は開閉式の全天候型になり、その屋根には360度のスクリーンが取り付けられ、どこからでも見られるスコアボードになる。また、スタジアムの外壁にも映像などを投影できるという。ペレス会長は「素晴らしい未来のデジタルスタジアムにしたい」と、あらゆる最新デジタル技術が詰め込まれたスタジアムになることを説明している。

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