長谷部はフランクフルトの“皇帝” CB2位評価で独誌の「今節ベストイレブン」に選出
鼻骨骨折のなかでフェイスガードを着用して出場し、リベロとしてクリーンシートに貢献
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、現地時間10日のブンデスリーガ第25節デュッセルドルフ戦にフル出場し、3-0の快勝に貢献した。この活躍ぶりを評価、ドイツ誌「デア・シュピーゲル」の電子版サイト「シュピーゲル・オンライン」は、日本人リベロを同節のベストイレブンに選出している。
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長谷部は7日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)インテル戦(0-0)で鼻骨骨折したこともあり、フェイスガードをつけて臨んだ。しかし、リベロのポジションでその影響をまったく感じさせないプレーを見せ、チームの5位浮上に大きく貢献した。
その安定感あるプレーぶりを受けて、同メディアは今節のベストイレブンの1人に長谷部を選び、このように記している。
「中央のディフェンスはフランクフルトの手中にあった。特にボールの配球役となったのがマコト・ハセベだ。成功率は93パーセントに及んだだけでなく、チャンスにも絡んでいった」
センターバックとして100点満点中「96点」の評価を受けており、長谷部を上回っているのは同じフランクフルトのマリ人DFアラミー・トゥーレ(99点)だけ。バイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテング(94点)、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(93点)以上の数値を叩き出している。ワールドクラスのセンターバックとなんら遜色ない評価を受けている長谷部。まさにフランクフルトの皇帝としての立ち位置を確立したと言えるだろう。