“無得点”3連敗の鳥栖で救世主となるか? Jデビューの元バルサMFに課せられた使命

FC東京戦で、初めてJリーグのピッチへと足を踏み入れたMFクエンカ【写真:Getty Images】
FC東京戦で、初めてJリーグのピッチへと足を踏み入れたMFクエンカ【写真:Getty Images】

FC東京に0-2で敗れ泥沼の開幕3連敗も…新助っ人クエンカが移籍後初出場を飾る

 サガン鳥栖は10日、J1リーグ第3節でFC東京と対戦し0-2と敗戦した。開幕から泥沼の3連敗となり、いまだ無得点。しかし、それでもこの試合ではチームに一筋の希望の光が照らされることになった。それはスペインの名門バルセロナでもプレーした、新加入MFイサック・クエンカの移籍後初出場だ。

 シーズン前のキャンプでは元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスとともにチーム作りの柱となっていたクエンカだが、開幕戦の名古屋グランパス戦(0-4)、第2節のヴィッセル神戸戦(0-1)のメンバーリストにその名は記されていなかった。クラブから負傷離脱の正式発表はなかったが、クエンカ不在によりトーレスは前線で孤立を余儀なくされていた。

 バルセロナの下部組織で育ち、トップチームでのプレー経験もあるクエンカは、ついにFC東京戦で今季初のベンチ入りを果たした。そして、0-0で迎えた後半15分、ベンチ裏でウォーミングアップをしていたクエンカに声がかかると、ユニフォームに着替えタッチライン際へ。そこでルイス・カレーラス監督と抱擁を交わし、初めてJリーグのピッチへと足を踏み入れた。

 しかし、出場直後に試練が与えられることとなる。クエンカが投入されたわずか1分後の後半16分、MF高橋秀人が2枚目のイエローカードを提示され退場処分に。数的不利となり、クエンカも守備へ意識を傾けざるをえない状況となった。時折右サイドからの突破を図っていたが、チームメートもサポートすることが難しく、本領を発揮するには至らなかった。

 試合後、カレーラス監督は「彼は人と関係を作ることができる。チームメートとの連係を生み出すのに長けているため、フェルナンド(・トーレス)やチョ(・ドンゴン)とのコンビネーションを期待して送り込んだ」とクエンカ起用の狙いについて触れた。投入直後の退場劇により、そのプランは崩れ、クエンカ自身も不完全燃焼な初陣となった。だが次戦以降に向けて、苦境に喘ぐチームを救うためのイメージは膨らませている。

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