浦和FW興梠、今季252分目の初ゴールに“加速”を確信 「これからの自分が楽しみ」

浦和レッズFW興梠【写真:Getty Images】
浦和レッズFW興梠【写真:Getty Images】

相手のハンドで獲得したPKを確実に決めて今季初ゴールでチームの勝利に貢献

 浦和レッズのFW興梠慎三は9日のJ1リーグ第3節、アウェーの松本山雅戦(1-0)の後半27分に決勝PKを決め、今季初勝利に導いた。浦和にとってリーグ開幕から252分目の初ゴールに、エースは安堵の表情とともに、「これからの自分が楽しみ」と弾みをつけた。

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 浦和は強い風の吹く敵地アルウィンで前半に風上を取ったが、ピッチコンディションや相手のハードプレスに苦しんだ。そうしたなかで浦和は現実的な戦いを選択し、後半に興梠が中盤で相手のプレスを上手くかわした縦パスを入れると、MF長澤和輝が中央からドリブルで進出。右サイドに開いたFWアンドリュー・ナバウトとのワンツーで切り込んだ長澤が中央への折り返しを狙うと、ここで相手DFのハンドによるPKを獲得した。

 キッカーは特に決まっていない状態だったが、興梠とナバウトの両者が名乗りを上げ、ここで興梠は「蹴らせてくれと言った」とナバウトを制す形になった。相手GK守田達弥からは「結構、PK一緒にやっているね」という声を掛けられたという。興梠自身は「止められていたイメージがあった」と話したため、それを思い出させる意図もあったかもしれないが、「そのプレッシャーに打ち勝つことができた」と、ゴール右に冷静に決めた。

 この興梠のPKに関しては、MF宇賀神友弥が試合後、「シャワーを浴びている時に(興梠)慎三君が、ゴールが小さく見えたって話していたんですよ」と明かす。リーグ開幕から浦和は2試合無得点が続き、この松本戦も大きなチャンスはなかった。それだけに、エースはゴールに肩の荷が下りた思いがあるという。

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