ラインを割った? FC東京DF森重の“疑惑FK”、JFA審判副委員長が断言「これはゴール」

FC東京のDF森重【写真:荒川祐史】
FC東京のDF森重【写真:荒川祐史】

湘南戦、FC東京の森重が放ったFKが相手GKに止められてノーゴール判定も…

 J1・J2リーグ第2節で話題となったシーンを検証するJリーグ公式YouTubeチャンネルの「Jリーグジャッジリプレイ2019」において、FC東京の元日本代表DF森重真人が蹴ったFKが取り上げられ、日本サッカー協会(JFA)審判委員会副委員長のレイモンド・オリバー氏は「これはゴールです」と断言している。

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 Jリーグ公式YouTubeチャンネルの「Jリーグジャッジリプレイ2019」では、J1・J2リーグ第2節から注目のシーンをピックアップ。その一つが、2日に行われた湘南ベルマーレ対FC東京(2-3)のワンプレーだ。

 FC東京が3-2とリードして迎えた後半14分、湘南のゴール前でFKを獲得。キッカーを務めたのが森重だった。右足から放たれたボールは壁を越えて右隅へ飛ぶも、湘南のGK秋元陽太がぎりぎりのところではじき出した。だが、このシーンではボールがラインを割っていたのではないかという疑惑が浮上し、物議を醸していた。

 Jリーグ公式の速報でも「蹴ったのは森重。右足で壁の上を越える見事なシュートを放つが、秋元にゴールラインぎりぎりでセーブされてしまう」と伝えられていたが、「Jリーグジャッジリプレイ2019」では、リバースアングルの映像とともに検証。リーグ原博実副理事長が「これは入ってるね」と語れば、JFA審判委員会副委員長のレイモンド・オリバー氏も「これはゴールです」と言い切っている。そのうえでオリバー氏は次のように解説を加えた。

「FKの位置はゴールからだいたい26メートル。蹴られたボールは1秒間に35メートル。横から見ると、副審の位置はゴーラインから9メートル離れている。そこからゴールラインに行くには、ウサイン・ボルトより早く走らないといけない。ボルトが1秒に走る距離は10.44メートル」

 一瞬のプレーを見極める判定の難しさを物語るワンシーンとなったが、次節ではどのようなプレーが生まれるのだろうか。

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