J1全18クラブ戦力分析「FW」編 名古屋がリーグ最高評価、爆発の可能性を秘めるのは?
6点評価で4チームが横並び、ポテンシャルの高いアタッカー陣はきっかけ次第で爆発も…
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一方、清水エスパルス(7点)は昨季の後半戦にゴールを量産したドウグラスが不静脈で治療中。昨シーズンは強力2トップで話題を集めた日本代表の北川航也が1トップに入り、石毛秀樹と金子翔太が2シャドーでフォローする形がメインになりそうだ。
北海道コンサドーレ札幌(7点)は都倉賢がセレッソ大阪に移籍したものの、2017年に広島で10得点のアンデルソン・ロペス、身体能力の高い鈴木武蔵、サイドもこなす岩崎悠人など多彩なタレントを獲得。中盤から後ろは昨年のベースがあるだけに、前線のフィットが躍進の鍵になりそうだ。
松本山雅FC(7点)は、190センチの長身でブラジル全国選手権11得点のレアンドロ・ペレイラの活躍次第で得点数に大きな影響が出そう。U-22代表の前田大然はJ1でどこまで活躍できるか期待される。基本的に3-4-2-1を崩さない反町康治監督だが、長いシーズンで流れによっては2トップの採用もあるか。
C大阪、ジュビロ磐田、大分トリニータ、ベガルタ仙台は、上記チームとの兼ね合いで評価を「6」にしたが、C大阪は新加入の都倉と柿谷曜一朗、新加入のブルーノ・メンデス、磐田は川又堅碁と大久保嘉人、大分はJ2得点王オナイウ阿道と抜け目なく得点を狙える三平和司、仙台は長沢駿と飛躍が期待されるジャーメイン良などを擁する。どのチームにもポテンシャルの高いアタッカー陣が揃っており、良いきっかけをつかめば爆発の可能性は十分だ。
湘南ベルマーレ(5点)は全員で点を取りに行くスタイルで、そのまま得点力の評価ではない。ただ昨季途中加入で存在感を見せた山崎凌吾は個人でも得点王争いの上位争いに加わる可能性を秘めている。
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河治良幸
かわじ・よしゆき/東京都出身。「エル・ゴラッソ」創刊に携わり、日本代表を担当。著書は「サッカーの見方が180度変わる データ進化論」(ソル・メディア)など。NHK「ミラクルボディー」の「スペイン代表 世界最強の“天才脳”」を監修。タグマのウェブマガジン「サッカーの羅針盤」を運営。国内外で取材を続けながら、プレー分析を軸にサッカーの潮流を見守る。