“香川の衝撃”が観光業界にも恩恵 現地紙が強調「日本とトルコの間に最高の熱狂」

ベジクタシュに新加入したMF香川真司【写真:(C)BesiktasJK】
ベジクタシュに新加入したMF香川真司【写真:(C)BesiktasJK】

ベジクタシュ加入の香川、アンタルヤスポル戦で“3分間2ゴール”の圧巻デビュー

 トルコの強豪ベジクタシュに新加入したMF香川真司は、現地時間3日に行われたリーグ戦第20節アンタルヤスポル戦に途中出場すると、ピッチに立ってからわずか3分間で2ゴールを決める圧巻のデビューを飾った。トルコ紙「デイリー・サバ」は「日本のスター香川のデビューは最高の注目を惹きつけ、トルコの観光業にも恩恵をもたらしている」と報じている。

 香川は移籍市場の最終日となる1月31日、駆け込みでベジクタシュへの期限付き移籍が決まった。2月1日にチームに合流したばかりとあって、アンタルヤスポル戦はベンチスタートになったが、4-1で迎えた後半36分にトルコデビューの瞬間が訪れた。

 セルビア代表FWアデム・リャイッチとの交代でピッチに立った直後、アタッキングサードでボールを受けた香川はファーストプレーでドリブルを仕掛け、高速シザースで対峙したマーカーを翻弄。ペナルティーエリア手前から右足を一閃すると、鋭いグラウンダーのシュートがゴール左隅に突き刺さった。登場からわずか16秒のまさに“電光石火弾”だった。さらに後半39分、約25メートルの距離から縦回転の直接FK弾も決め、3分間で2ゴールを決める衝撃のデビューを遂げた。

 記事では、「香川のトルコデビューは日本とトルコの両国に最高の熱狂を引き起こし、観光業界のプロフェッショナルはこの選手が極東の国に対して、トルコのプロモーションにつながることを期待している」と綴り、香川のいきなりの活躍は「サッカー界だけではなく、観光業界でも脚光を浴びている」と指摘した。香川がトルコと日本をリンクさせる重要な存在となることを強調している。

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