レアル主将ラモスが新戦力の受け入れ拒否!? モナコFWファルカオ獲得の破談理由は?

レアルDFラモス(左)、モナコFWファルカオ(右)【写真:Getty Images】
レアルDFラモス(左)、モナコFWファルカオ(右)【写真:Getty Images】

ロナウド退団による得点力不足解消へファルカオ獲得に近づくもラモスが“待った”

 欧州5大リーグの移籍市場は、現地時間1月31日をもって終了した。スペインの強豪レアル・マドリードは、得点力不足解消のためにモナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオを視野に入れていたが成立せず。その背景には、主将であるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの要望があったようだ。

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 レアルは今季、フレン・ロペテギ監督を招聘してシーズンをスタートさせたが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が抜けた穴は大きく、得点力不足を露呈。成績不振でシーズン途中にロペテギ監督を解任し、後任にサンティアゴ・ソラーリ監督が就いた。

 それでも、21試合で34得点と伸び悩む攻撃陣にメスを入れようと、フロレンティーノ・ペレス会長はFW補強を画策。スペインメディア「ドン・バロン」によれば、レアルの過去数年の“意中の人”だったモナコのファルカオ獲得に向けて水面下で交渉が進み、今季モナコが残留争いを強いられている状況からも、獲得に近づいていたという。

 しかし、移籍に待ったをかけたのがラモスだった。主将はシーズンの途中にファルカオを獲得することで、元フランス代表FWカリム・ベンゼマとドミニカ共和国代表FWマリアーノの自信に悪影響を及ばす可能性があるとチームに伝え、土壇場で獲得に拒否反応を示したようだ。

 ファルカオ獲得は実現しなかったが、攻撃陣は直近3試合で11ゴールと復調気味。既存戦力が結束してプラスの方向に転じているようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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