「すごく印象に残った」 トゥールーズ昌子に現地番記者が課す“成功へのミッション”
デビュー戦での完封勝利を高評価「彼のパフォーマンスをもっと見てみたいと思った」
今年1月にフランス1部トゥールーズに移籍した日本代表DF昌子源は、現地時間19日のリーグ・アン第21節ニーム戦でデビューを飾り、先発フル出場で1-0の勝利に貢献した。アラン・カサノバ監督は「彼は上手く対応していた」と評価したが、現地番記者の目にはどのように映ったのか。トゥールーズ専門サイト「lesViolets.com」のジャン・バティスト・ジャメス記者は「ものすごく印象に残った」「もっと彼のパフォーマンスを見てみたい」と期待感を伺わせた。
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昌子は2日おきに試合をこなす過密スケジュールに加え、主力の1人であるスイス代表DFフランソワ・ムバンジェの負傷離脱に伴い、3バックの左でスタメン起用された。序盤は押し込まれる場面も見られたが、積極的に最終ラインの統率を試み、左右両足の配給でも存在感を示した。ジャメス記者は、フランスデビュー戦での完封勝利を高く評価する。
「昌子がベストの出来ではないのは明らかだけど、いきなり違う文化の国から来て、初戦でクリーンシートに貢献した。トゥールーズにとって、クリーンシートはそうそう実現できることではない(第21節終了時点で4回目)ことを考えても、評価できる出来だったと言える。もっと彼のパフォーマンスをもっと見てみたい、と思わせる初陣だった」
ジェメス記者によれば、カサノバ監督は3バック採用時には昌子を左のストッパーで使うと明言しているという。
「(カメルーン代表DF)ステファン・エムビアは退団(16日に契約解除)してしまい、ムバンジェも怪我しているから、昌子は今後もおのずと戦力として必要となってくる。カサノバ監督は3バックの時は中央左で使うと話しているし、4バックの場合はセンターバックのレギュラーの一角は(フランス人DF)クリストファー・ジュリアンだから、彼とコンビを組むポジションを競っていくことになるね」
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