レアルの18歳FWヴィニシウスに元スペイン代表MFが期待 「彼はキープレーヤーだ」
負傷者続出のレアルで出場機会を得たヴィニシウス メンディエタ氏がその才能を称賛
かつてバレンシアなどでプレーした元スペイン代表MFガイスカ・メンディエタ氏が、英スポーツ専門局「イレブン・スポーツ」の取材に応じてレアル・マドリードの現状についてコメント。前線に負傷者が続出するなか、より大きな役割を与えられたFWヴィニシウス・ジュニオールの姿を見たいと思っているようだ。
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レアル・マドリード内で18歳のヴィニシウスに対する信頼が日に日に高まっているようだ。序盤戦こそ起用される機会が少なかったが、最近になってから出場機会が増加している。ここ2試合のリーグ戦では先発出場を果たし、前節のベティス戦(2-1)では勝利に大きく貢献した。
レアルはここにきて怪我人が増加していて、13日にはFWカリム・ベンゼマが右手の指を骨折する負傷が発覚し、前線の選手不足が表面化している。バレンシアのレジェンドでスペイン代表でもプレーした経験のあるメンディエタ氏は、現在のレアルの状況を考察してスペイン代表MFイスコらではなく、ヴィニシウスに大きな役割を任せるべきだと主張している。
「彼は間違いなく今日のレアル・マドリードとは違う何かを持ってきている。彼らは異なるタイプの選手とプレーしているんだ。誰も彼のように走ったり、パスしたり、動いたり、デュエルしたりはしない。現時点では、彼がレアルのためにすべてのゲームでプレーしなければならない。彼はキープレーヤーだ」
また、メンディエタ氏はすべての負傷者が戻ってきて万全の状態になったと仮定した話をした。
「もしすべてがフィットしたら、(ウェールズ代表FWギャレス・)ベイルがファーストチョイスになると思う。だけどヴィニシウスのプレー次第では、彼が誰よりも先にならなければならない」
メンディエタ氏は負傷者続出によって出場機会を得たヴィニシウスに対して、そのチャンスを生かしてほしいと願っているようだ。そして、自身の価値を証明してレアルの主力へと成長してほしいと感じているのだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)